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    <title>介護 on おうちで生きる</title>
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    <description>Recent content in 介護 on おうちで生きる</description>
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      <title>おうちで生きる</title>
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    <lastBuildDate>Wed, 22 Apr 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate>
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      <title>床ずれ（褥瘡）の予防と対処法｜訪問看護師が現場で使っている方法</title>
      <link>https://ouchi-de-ikiru.com/posts/bedsore-prevention-and-care/</link>
      <pubDate>Wed, 22 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://ouchi-de-ikiru.com/posts/bedsore-prevention-and-care/</guid>
      <description>床ずれ（褥瘡）は予防が9割。訪問看護師歴20年の視点で、家庭でできる予防方法・できてしまったときの対処・やってはいけないNG対応をまとめました。</description>
      <content:encoded><![CDATA[<p>「お尻が赤くなってきた気がする……」
「かかとに傷ができてる、どうしよう」</p>
<p>訪問先で、ご家族からよく聞く言葉です。</p>
<p>床ずれ（褥瘡：じょくそう）は、<strong>一度できると治るのに数ヶ月かかる</strong>こともあるやっかいな傷です。でも、<strong>予防は家庭でもできます</strong>。</p>
<p>20年間、多くのご家庭で床ずれの予防・処置に関わってきた私が、一般書には書かれていない<strong>現場のリアル</strong>をお伝えします。</p>
<h2 id="床ずれ褥瘡とは">床ずれ（褥瘡）とは</h2>
<p>長時間同じ姿勢でいることで、体重がかかる部分の皮膚や筋肉の血流が止まり、組織が壊れてしまう傷のことです。</p>
<h3 id="できやすい場所骨が出っ張っている部分">できやすい場所（骨が出っ張っている部分）</h3>
<ul>
<li><strong>仙骨部</strong>（お尻の真ん中、尾てい骨の少し上）← <strong>一番多い</strong></li>
<li><strong>かかと</strong></li>
<li><strong>肩甲骨</strong></li>
<li><strong>後頭部</strong></li>
<li><strong>くるぶし</strong></li>
<li><strong>耳</strong>（横向きで寝る方）</li>
</ul>
<p>訪問先で見つかる床ずれの<strong>約6割は仙骨部</strong>です。おむつの中で見えにくいので、毎日の観察が何より大事です。</p>
<h2 id="ステージ深さの見分け方">ステージ（深さ）の見分け方</h2>
<table>
  <thead>
      <tr>
          <th>ステージ</th>
          <th>見た目</th>
          <th>対応</th>
      </tr>
  </thead>
  <tbody>
      <tr>
          <td><strong>Ⅰ度</strong></td>
          <td>赤くなっている・押しても白くならない</td>
          <td><strong>ここで止める！家庭で対処可能</strong></td>
      </tr>
      <tr>
          <td><strong>Ⅱ度</strong></td>
          <td>水ぶくれ・皮がむけている</td>
          <td>訪問看護・皮膚科へ</td>
      </tr>
      <tr>
          <td><strong>Ⅲ度</strong></td>
          <td>皮下組織まで傷が達している（穴が開く）</td>
          <td>医師の治療必須</td>
      </tr>
      <tr>
          <td><strong>Ⅳ度</strong></td>
          <td>骨や筋肉が見える</td>
          <td>入院治療レベル</td>
      </tr>
  </tbody>
</table>
<p><strong>Ⅰ度で見つけられるかどうか</strong>が勝負です。ここを逃すと一気に悪化します。</p>
<h2 id="予防の3本柱">予防の3本柱</h2>
<h3 id="1-体位変換寝返りの介助">1. 体位変換（寝返りの介助）</h3>
<p><strong>2時間に1回</strong>を目安に、向きを変えます。</p>
<ul>
<li>右向き → 仰向け → 左向き → 仰向け……を順番に</li>
</ul>
<p>難しい場合は、<strong>エアマット</strong>を導入してください。体圧分散機能で、体位変換の負担が大幅に減ります。介護保険でレンタルできます（月500〜1,000円）。</p>
<p>詳しくはこちら → <a href="/posts/welfare-equipment-rental-guide/">福祉用具レンタルの使い方</a></p>
<h3 id="2-スキンケア皮膚を清潔乾燥させすぎない">2. スキンケア（皮膚を清潔＆乾燥させすぎない）</h3>
<p><strong>NG</strong>：こすって拭く／強い石けんで洗う／乾燥したまま放置</p>
<p><strong>OK</strong>：</p>
<ul>
<li>ぬるま湯と<strong>弱酸性の洗浄剤</strong>でやさしく洗う</li>
<li><strong>押さえるように</strong>水分を拭き取る（こすらない）</li>
<li><strong>保湿クリーム</strong>で皮膚を守る（ワセリンでもOK）</li>
</ul>
<p>おむつ内の蒸れも大敵です。<strong>尿・便は長時間放置しない</strong>。これだけで発生率が大幅に下がります。</p>
<h3 id="3-栄養たんぱく質が命">3. 栄養（たんぱく質が命）</h3>
<p>床ずれは「栄養不良」で一気にできます。特に<strong>たんぱく質とビタミンC・亜鉛</strong>が重要。</p>
<ul>
<li>肉・魚・卵・大豆製品を毎食少しずつ</li>
<li>食が細い方は、<strong>栄養補助ドリンク</strong>（明治メイバランス・アバンド等）を1日1本</li>
</ul>
<p>食事がとれていない方は、訪問看護師や管理栄養士に相談してください。</p>
<h2 id="やってはいけないng対応">やってはいけないNG対応</h2>
<p>訪問先でよく見る、<strong>逆効果な民間療法</strong>です。</p>
<p>❌ <strong>マッサージして血行をよくする</strong> → 皮膚が壊れて悪化します
❌ <strong>ドーナツ型クッションを敷く</strong> → 周囲の血流を止めてかえって悪化
❌ <strong>消毒液（マキロン等）をかける</strong> → 新しい細胞まで壊します
❌ <strong>乾燥させて治す</strong> → 今は**湿潤療法（うるおいを保って治す）**が主流
❌ <strong>絆創膏で覆う</strong> → 傷のサイズに合わないと蒸れて悪化</p>
<h2 id="見つけたらすぐやること">見つけたらすぐやること</h2>
<ol>
<li><strong>ケアマネ・訪問看護師に連絡</strong>（今日中に）</li>
<li><strong>写真を撮る</strong>（日付入りで、経過観察のため）</li>
<li><strong>その部分に体重をかけない</strong>（向きを変える）</li>
<li><strong>こすらず洗って清潔に</strong></li>
</ol>
<p>Ⅱ度以上は自己判断せず、<strong>必ず医療者の指示</strong>を受けてください。</p>
<h2 id="訪問看護師が現場で使っている予防グッズ">訪問看護師が現場で使っている予防グッズ</h2>
<p>実際の訪問先で「これは効いた」と感じているものです。</p>
<p><strong>エアマット</strong>：介護保険レンタル推奨。「モルテン製」「ケープ製」が訪問先でも多く使われています。</p>
<p><strong>ポジショニングクッション</strong>：横向き姿勢を保つための専用クッション。丸めたバスタオルでも代用できますが、専用品の方がズレません。</p>
<p><strong>スキンケア用品</strong>：</p>
<ul>
<li>洗浄：<strong>コラージュフルフル泡石鹸</strong>（弱酸性・低刺激）</li>
<li>保湿：<strong>サベックス・ヒルドイド（処方）・白色ワセリン</strong></li>
<li>おむつかぶれ予防：<strong>亜鉛華軟膏・アズノール軟膏</strong></li>
</ul>
<p>市販薬で迷ったら、訪問看護師や薬剤師に聞いてください。<strong>肌質と傷の状態で合う合わないが大きく変わります</strong>。</p>
<h2 id="こんなときは訪問看護を検討してください">こんなときは訪問看護を検討してください</h2>
<ul>
<li>毎日の体位変換が家族だけでは難しい</li>
<li>すでにⅠ度〜Ⅱ度の床ずれができている</li>
<li>栄養状態が悪く、予防に不安がある</li>
</ul>
<p>訪問看護師は<strong>週1回〜毎日</strong>まで、状態に合わせて入れます。処置だけでなく、<strong>ご家族へのケア指導</strong>も大事な仕事です。</p>
<p>訪問看護の始め方はこちら → <a href="/posts/what-is-home-nursing/">訪問看護とは？費用・使い方・申し込み方法</a></p>
<h2 id="まとめ">まとめ</h2>
<ul>
<li>床ずれは<strong>予防が9割</strong></li>
<li>**Ⅰ度（赤み）**で気づけば家庭で止められる</li>
<li>3本柱：<strong>体位変換・スキンケア・栄養</strong></li>
<li>NG対応（マッサージ・ドーナツ枕・消毒液）に注意</li>
<li>悪化したら<strong>ひとりで抱えず訪問看護へ</strong></li>
</ul>
<p>床ずれができると、ご本人もご家族もつらい。でも、毎日の観察とちょっとした工夫で防げます。</p>
<p>おうちで最期まで過ごすために、<strong>床ずれゼロ</strong>を一緒に目指しましょう。</p>
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