「ケアマネジャーって、誰でも同じじゃないの?」
最初はそう思っている方が多いのですが、実際はケアマネジャーによって在宅生活の質がまったく変わります。
20年間、多くのケアマネジャーと連携してきた訪問看護師として、「このケアマネさんがついていて良かった」と感じる方の共通点をお伝えします。
良いケアマネジャーの条件
1. 本人の「したいこと」を最優先に考えてくれる
ケアプランは「できないことを補う」だけでなく、「本人がやりたいこと・続けたいこと」を実現するためのものです。良いケアマネさんは、本人の希望をしっかり聞いてくれます。
2. 連絡が取りやすい
急に状態が変わったとき、すぐに連絡が取れるかどうかはとても重要です。電話・メール・LINEなど、連絡方法と対応時間を最初に確認しておきましょう。
3. 他の専門職と連携が上手い
訪問看護師・ヘルパー・デイサービスのスタッフ・医師——これらをうまくつないでくれるケアマネジャーは信頼できます。担当ケアマネが「連携が苦手そう」と感じたら要注意です。
4. 「ノー」と言える人
本人・家族の要望でも、サービス上限を超えていたり、不適切な場合には「それはできません」とはっきり言える人が適切なアドバイスができます。何でも「はい」と言う人は少し心配です。
ケアマネジャーの変更は遠慮なく
「担当のケアマネさんと合わない気がする」「連絡が取れない」「プランの説明がわかりにくい」——そう感じたら、変更を申し出て大丈夫です。
担当ケアマネが所属する居宅介護支援事業所か、市区町村の介護保険窓口に連絡すれば、変更の手続きができます。遠慮は無用です。
最初の選び方
地域包括支援センターに「居宅介護支援事業所のリスト」をもらい、2〜3か所に問い合わせて比べてみるのがおすすめです。最初の面談で「この人と話しやすいな」と感じることも、大切な選択基準のひとつです。